絶園のテンペスト【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

創造の力を司る“はじまりの樹”と破壊の力を司る“絶園の樹”。“はじまりの樹”の加護を受ける魔法使いの一族の姫宮にして、最強の魔法使い鎖部葉風は、同族の左門の謀略により絶海の孤島に置き去りにされていた。

左門たち鎖部一族の手により、姿を現す“絶園の果実”。これらが全て集まることにより“絶園の樹”が復活し、世界は終わるという。葉風は一族を止めるため、孤島から魔具である人形を通して真広に指示を出していた。

廃墟と化した街で、鎖部夏村と対峙する真広。槍と魔法で攻める夏村に対して、防戦一方の真広の前に現れたのは、別れたはずの吉野だった。「鎖部の魔法」の使い方を学びながら打開策を考える吉野が取った行動は…。

夏村の追跡を辛くも振り切った吉野と真広。葉風の隠した魔具を回収するためにある山村の近くの神社を訪れるが、葉風の帰還を危惧した左門が儀式を早めており、偶然にも山村近くの果実が目覚めてしまう。

“絶園の果実”の飛ぶ方向をもとに、左門が儀式を行っている場所を絞り込む葉風と、葉風の手が近づいていることを意識する左門。吉野と真広は葉風の指示のもと、新たな魔具を回収するべく、ある水族館に立ち寄る。

潤一郎から告げられた事実は信じがたい内容だった。葉風の遺体はすでに孤島で骨と化しており、その回収も終えているという。衝撃の事実と共に特製の魔具を預かった吉野と真広は、富士の樹海を目指すことに。

左門たち鎖部一族が儀式を執り行っている富士の山麓へと歩を進める吉野と真広。寒さをしのぐため、スクラップ場にあった廃バスで一夜を過ごすことにするが、自身の発した何気ない一言で吉野は言葉に詰まってしまう。

国防軍が鎖部一族と絶園の樹を相手に攻撃を仕掛ける最中、潤一郎から預かった「特製の魔具」を手に、左門たちが儀式を進める富士山麓へと足を踏み入れた2人。結界を抜けた先で、2人を待ち受けていたのは…。

葉風は“2年前”に死んでいる、左門から告げられた事実はあまりにも理解しがたいものだった。予想外の事態に戸惑いを隠せないでいる吉野とは対照的に、真広は平然と魔具を片手に左門に詰め寄っていく。

2年前の時空間にいるという葉風を、生きて戻せると立証する準備がある、そう宣言する吉野。さらに真広に葉風側につくメリットとして持ちかけた取引は、「愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教える」というものだった。

2年間という時間の檻を破り、葉風を現代に戻す方法があると確信する吉野たち。魔具である人形で会話するために必要な条件を葉風から聞いた真広は、左門の手元にある葉風の全身骨格を利用する手段を思いつく。

はじまりの樹の覚醒に合わせて葉風が生まれたように、絶園の樹の復活を感じて生まれた“絶園の魔法使い”が存在し、その人物こそが愛花殺しの犯人ではないかと疑う一同。この状況に左門は窮地に陥るが…。

真広は深い眠りにつきながらも、夢の中でこれまでの出来事を追想する。愛花が突然不合理に殺されたこと、愛花を殺した犯人を見つけるべく、葉風と取引をしたこと…。これまでの記憶が1つ1つ蘇っていく。

元旦の朝に目覚めた真広に、左門が問いかけたのは意外な一言だった。「滝川吉野を殺せるか」 一方の吉野は、葉風と共に無人となった自分の住んでいた街に立ち寄り、愛花の墓参りへと足を運んでいた。

自らを“絶園の魔法使い”と名乗る羽村めぐむは、吉野と葉風による引きあわせもあり、真広たちのもとを訪れる。左門や山本ら立ち会いのもと、羽村が本当に“絶園の魔法使い”であるかの証明をすることに。

“絶園の魔法使い”により粉々に破壊された“はじまりの樹”の一部。その光景に人々が騒然となるなか、葉風と吉野は諜報員が入り込んだという鎖部の里へ向かう。里では神社で幽霊を見たという噂が広まっていた。

“絶園の魔法使い”の出現により再び混乱に陥った世界を収束させるため、政府中央に呼び戻される早河。その頃羽村は、山本や夏村らと“絶園の魔法使い”として“はじまりの樹”の一部を破壊するため飛び回っていた。

「滝川吉野の彼女は、不破愛花なのではないか?」その可能性に思い至った真広たち。同じ頃、吉野は葉風に自分が愛花の彼氏だと打ち明けていた。恋人を不合理に失っても怒りを露わにしない吉野に、葉風は…。

“絶園の魔法使い”に続き、葉風の扮する新たな魔法使い“舞姫”が登場し新たな混乱が起きる。山本と合流した葉風は、彼女から“はじまりの樹”と“絶園の樹”が文明を破壊する超兵器ではないかとの説を聞かされる。

再び過去に戻ろうと思う、という葉風の提案に動揺を隠せない一同。過去に戻り、愛花が殺される前の現場に居合わせることで、「誰が、どうやって、何のために殺人を行ったか」真相を明らかにするためだという。

不破愛花殺害の真相を明らかにするため、過去へ戻った葉風は、偶然出会ってしまった愛花から予想だにしない一言を告げられる。一方、葉風のいない現代では太平洋上に巨大な“はじまりの樹”が出現していた。

ある日、吉野は真広に誘われ、ホテルのレストランへと連れて行かれる。そこにいたのは1人の少女。愛花と初めて出会った日のことだった。現代に戻った葉風は過去で見てきた、予想だにしなかった事実を伝える。

“はじまりの樹”を倒すべく、羽村たちは「御柱」へと向かうが、御柱破壊チームには吉野と真広の2人も参加していた。魔法の使えない2人は、足手まといにしかならないと一度は断られるのだが…。

1人「御柱」と対峙する羽村。その真の姿を現した「御柱」はあまりにも強大で羽村は苦戦を強いられる。護衛艦隊を守ろうとする葉風たち鎖部一族も護衛艦の迎撃に遭い、一度は重傷を負ってしまう。