覇穹 封神演義【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

紀元前11世紀、殷の時代。皇帝・紂王は悪しき仙女・妲己によって傀儡と化していた。人間界の混乱を収めるため、崑崙山の教主・元始天尊は道士を呼び出す。太公望という名の彼は、「封神計画」を命じられる。

妲己の策略の前に、自らの無力を思い知らされた太公望は、強力な仲間を作るはずが、ぼーっと釣りに明け暮れていた。一方、朝歌には、武成王・黄飛虎の盟友である殷の太師・聞仲が遠征から戻ってきていた。

太公望と四不象の前に、禁城にいるはずの妲己が突如として現れる。予期せぬ襲来に慌てふためく太公望たち。だがそれは仙人界でただひとり、変化の術を使えるという天才道士・楊?の変身した姿だった。

殷の西部・西岐で、太公望がなぜか兵士に農耕の指導をしていた。実は太公望は、西岐で軍師の役職に就いていた。釣りに明け暮れる太公望の前に、西岐を治める四大諸侯のひとり、姫昌が現れたことから始まったのだ。

武成王一行を救出すべく駆けつけた太公望たちの前に、聞仲の放った刺客・九竜島の四聖が現れる。太公望と高友乾、ナタと李興覇、楊センと王魔と、次々に戦いが開始。一方、禁城では申公豹が聞仲のもとを訪れる。

西岐では姫昌が病に倒れていた。もしもの時のため、息子の周公旦から「次男の姫発に会ってほしい」と頼まれる太公望は、跡継ぎとしてふさわしいのか、その器を確かめるため姫発を探しに街へ出かける。

ついに仙界大戦の幕が上がる。聞仲は金鰲島を発進させ崑崙山に全面対決を仕掛け、和解を考えていた太公望も迎撃せざるを得ず、崑崙山の指揮を執る。だが、金鰲島の圧倒的な戦力を前に崑崙山は苦戦を強いられる。

バリアを解除すべく金鰲島に潜入した楊センは、十天君の1人・張天君の空間宝貝・紅砂陣に手こずりながらも、まがまがしいオーラと共に「ある変化」をし始める。一方、太公望たちは楊センによるバリア解除を信じ…。

十天君のリーダー・王天君の予期せぬ手助けにより、楊センは金鰲島のバリア解除に成功した。崑崙山と金鰲島の衝突によって、戦況も一変。太公望は張天君との戦いで傷んだ楊センを救出しようと金鰲島潜入を決意する。

孫天君の空間宝具・化血陣に苦戦する太公望たちだが、玉鼎真人はおもちゃの中に紛れた孫天君の本体を見極め、一刀で切り捨てた。化血陣からの脱出を果たした太公望たちに、今度は王天君から通信が入る。

玉鼎真人が命懸けで救出した楊センだが、王天君の宝貝によって体は衰弱し切っていた。一旦、崑崙山へ戻って作戦を立て直す太公望は、「敵討ちだ」と憤る十二仙たちを制し、チーム分けして潜入することを提案する。

チーム分けをして金鰲島内に潜入した太公望たち。太公望は昔からの友人である普賢真人とチームを組んで、聞仲がいる金鰲島の核を探すことにするが、一行は氷を操る空間宝貝・寒氷陣の中に引きこまれてしまう。

古時計が時を刻む宿命の部屋で、ソファに座って対峙する太公望と王天君。「さぁ、どうするよ太公望」と問われ、太公望は自らの過去を振り返り始める。そして、その回想は王天君の回想に受け継がれる。

楊センをむしばむ王天君の寄生宝貝生物だったが、それは崑崙山側の仙人たちをもむしばんでいた。ナタを除く金鰲島に潜入した仙人たちの誰もが体力を削られていき、太公望たちは早くも窮地に立たされる。

玉鼎真人の敵を討つため、王天君に戦いを挑む楊?。だが、十天君・姚天君と金光聖母が現れて楊センの行く手を遮った。十天君の中でも抜きん出た実力を持つ2人に後を任せ、王天君は姿をくらましてしまう。

妖怪に覚醒した楊センを王天君が挑発する。楊センを誘うように導いた先に、金鰲島の教主・通天教主が待っていた。王天君の狙いは通天教主と楊センの親子2人での殺しあい。自分の運命を歪めたものへの復讐だった。

王天君のダニによって疲弊していた十二仙たちが崑崙山に回収され、そこに四不象の父・スープーパパが現れた。実は十二仙たちを回復させるため、スープーパパの特殊能力を使おうと、太公望が指示を出していたのだ。

仙界大戦の行く末を見守る申公豹は、黒点虎にどちらが勝つかを問われ、聞仲の勝利を予測する。殷が滅亡へと向かいつつあるなか、なぜ聞仲は殷のために戦い続けるのか、なぜ殷の親となったのか、その過去を語りだす。

ついに聞仲と太公望が対峙。以前は歯が立たなかった強敵だが、太公望はここまでの戦いを経て強くなっていた。激しい聞仲の禁鞭の嵐を、打神鞭の竜巻でしのいでいく太公望。そこへ、回復した十二仙も駆けつける。

聞仲は圧倒的な強さで十二仙たちを一蹴。太公望は普賢に、「星降る時が最後の好機だ」と作戦を告げる。殷では紂王が変わり果てた姿になっており、それを黒点虎の千里眼で見届けていた申公豹が、ある話をし始める。

普賢は決死の覚悟で聞仲と共に自爆したが、聞仲は生きていた。聞仲は狙いを元始天尊に変え、単独で崑崙山に乗り込んでいく。一方、勝算は薄いものの、残された太公望、楊セン、四不象たちも崑崙山へと急ぐ。

王天君によって武成王と引きあわされる聞仲。太公望、楊セン、天化も集められ、その目の前で王天君は宝貝「紅水陣」を展開。そこは、紅い霧が煙る禁城。太公望たちの前で、武成王と聞仲の2人が想いをぶつけあう。

「紅水陣」の酸でボロボロになってしまった聞仲は最後の力を振り絞り、「紅水陣」を破壊して黒麒麟と共に飛び去っていく。一方、じきに落ちる金鰲島を予期した太公望は、脱出の準備を楊?たちに告げる。