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横浜に来たメカドックは、松桐坊主のセリカと暴走族・須賀六狼のサバンナRX-3とのカーチェイスに巻き込まれ、住居兼店舗としている改造バスのタイヤがパンクしてしまう。須賀六狼を許せない潤はサバンナを追う。

聖ソフィア女学館の自動車部「カーギャルズクラブ」に出張した潤は、「女暴小町」を名乗る少女のヨタハチとバトルをする羽目になる。この小暴小町は、近頃横浜でかなり話題になっている謎の走り屋らしい。

土曜の夜にだけ現れる謎の暴走族・ブラックシティ。その車の正体は、純正ターボを搭載しているシティターボIIブルドックだ。今度ブラックシティを捕まえないと、高速警察隊の小野は責任を取って更迭されてしまう。

最近、セリカ1600GTVに乗って横浜の解体屋を荒らし回っている不届き者がいるという話をおイカ婆さんから聞いた潤たちは、犯人を捕まえようとする。しかし、何度試みても不可解な事態が起こり捕まえられない。

正体不明の改造シャンテがチューンナップカーを次々と襲い、メカドックチューンの車も犠牲になった。ミスター・ジョーカーと名乗るシャンテのドライバーは、必ずチューンナップした店のステッカーをはがして去る。

キャノンボールレースに出るため、潤はおイカ婆さんの解体屋から出場車のベースとなるセリカXXを入手。チューニングの最中、キャノンボール出場用のRX-7の試乗を見た潤は、そのチューンの秘密を知りたがるが…。

メカドックチューンのセリカXXが完成。潤と一緒に出場することになっている松＆桐のセリカと、小町＆坊主のヨタハチも準備万全だ。チューニングの神様と呼ばれる渡辺も出場することを知った潤は、競争心を燃やす。

パルサーの追撃をかわした潤のXXは、ハイギャードの東条誠が駆るツインエンジン仕様のピアッツァと接戦を繰り広げる。だが、ブレーキが強化されていなかったピアッツァは、減速時にクラッシュしてしまう。

キャノンボールも中盤戦。チームGT-Rをかわした潤の背後から渡辺のスーパーZが迫り、し烈なデッドヒートが展開。高速道路でZを引き離すも、ストリート仕様の加速重視のチューニングを施されたZに抜かれてしまう。

キャノンボールもついに最終決戦に突入し、潤は渡辺、那智にライバル心を燃やす。XXが得意とする高速走行に適した第3東名ルートを取った潤に対して、RX-7とスーパーZは羽田線ルートを取ることにした。

横浜の若者たちの間では、午前0時にオンエアされる海賊放送の話題で持ちきりだった。放送内でいつも告知する番組の発信場所には、謎の女性DJ・アンジーに憧れる若者たちが集まるが、彼女の姿を見た者は誰もいない。

普段はメカドックの経営や伝票整理に明け暮れており、メカにはノータッチの一路。そんな彼のもとに、聖ソフィア女学館主催の自動車レースに出場する車をチューニングしてほしいと依頼する少女・洋子が現れた。

世界中を巡業する香港アクロバット団が潤たちの住む街に現れた。この団の花形スター・リリィは団長に結婚を迫られたのと、流浪の生活に飽きたことで団を抜け出してしまう。アクロバット団は、実は犯罪組織だった。

潤と仲間たちが雪山にやってきた。だが、松桐坊主と小町は金持ちが集う夢ヶ森コミュニティに間違えて到着してしまった。そして、そこの備品であるスノーモービル3台を勝手に乗り回して壊してしまう。

キャノンボール終了直後、那智が行方不明になっていたことを知った潤。那智の妹・知世からチャンプの経営が危機的状態であることと、渡辺がチューニングショップを開業することを知らされた潤は衝撃を受ける。

スタントマンの健が映画のカースタントに失敗し、相棒の大山がメカドックにスタントカーのチューンを依頼。最初はこれを拒否するも、大山と健の熱心な姿勢に心を打たれた潤は彼らの気持ちを汲んで力を貸す。

甲府への出張の帰途、潤たちは立ち往生しているバスを発見。運転していたのは、何とあの須賀六狼だった。彼は大切な用事のため、レンタルバスで横浜へ向かっていたのだ。タイムリミットはあと4時間となっていた。

潤に日本初の本格的ゼロヨン大会「全日本ゼロヨンGP」への招待状が届いた。渡辺や那智などの名チューナーたちが招待されるほか、チームごとに支度金が用意されるとあってメカドックも出場を決める。

テスト走行時に出場マシンを盗まれたメカドックは意気消沈。だが、そこへ那智からCR-Xの新車が贈られてきた。対戦相手からチューニングベース車両をもらい受けることに、潤は抵抗を覚えるのだが…。

潤の駆る新生CR-Xミッドは初代メカドックCR-Xに勝利し、決勝トーナメントに進出。決勝第1回戦の相手は渡辺の師匠・露崎が率いる紫電改のハイパーソアラ。強敵を前に心理的重圧がかかるも、CR-Xは見事勝利を収める。

実質日本初のゼロヨン10秒台を叩きだした那智を相手に、決勝トーナメント第2戦を戦うことになった潤。そこで、CR-Xの秘めたるポテンシャルを引き出すため、潤は加速力と高速の伸びを強化しようと試みる。

那智のRX-7に打ち勝った潤の次の対戦相手は、チューニングの神様・渡辺。彼はこの勝負が雨天時になることを見越して前レースでレインタイヤの練習走行を行っており、かつてない意気込みで勝負に挑もうとしていた。

潤たちが見かけた懐かしいオート3輪の持ち主は、運送屋を営む坊主のじいさんだった。「坊主が仕事を全然覚えようとしないのは、遊び好きで能なしのお前らのせいだ」とこのじいさんから言われ、松と桐は憤慨する。

父の愛車・トヨタ2000GTで地元相模原のレースに出場しようとする少女・ひとみは、偶然出会ったメカドックの中村と名乗る男にチューニングを依頼。だが、その男の正体は、相模原を荒らし回っている自動車泥棒だった。

全日本ゼロヨンGPの主催者である夢幻の代表・兵藤千里が、あるプロジェクトを発表。この計画には各チューニングショップのエースメカニックが次々と引き抜かれており、その誘いは潤の身にも及んでいた。

潤が夢幻に行ってしまったため、元気をなくしてしまったメカドックとその仲間たち。その悲しさを紛らわせるために、中村たちは那智が行う新しいチューンドRX-7の公開走行テストを見に出かけた。

夢幻の主催により、富士、鈴鹿、築波の3つのサーキットを結ぶ公道レース「東日本サーキットGP」の開催が決定。コンピューター第一主義の夢幻の考えが合わず、メカドックに戻ってきた潤も出場を決意する。

ついに「東日本サーキットGP」が始まった。弱冠18歳の天才チューナー・五十嵐充が駆る夢幻ボブキャットのコンピューター走行とは対照的に、潤と那智はチューナー特有の天性の勘によるドライブを繰り広げる。

プロトレーシングによる荒い走行によって吹き飛ばされかけた潤は、兵藤の身をていした助けによりリタイアを免れる。マシンが大破した兵藤に駆け寄った潤と五十嵐は、彼女から渡辺の目が失明することを知らされる。

渡辺の失明が近づいていた。那智も潤から失明のことを聞き、潤もまた、彼から渡辺の視力がレース中にも失われつつあることを聞く。最終ポイントの富士スピードウエイで、ついに渡辺の視力は尽きてしまう。