少女たちは荒野を目指す【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

人から頼られやすいこと以外に、何も持ち合わせていない高校生・北条文太郎。将来の夢を見いだせず、ぼんやりとした焦りを感じていた彼は、孤高の同級生・黒田砂雪から「学校ではできない話がしたい」と迫られ…。

美少女ゲームを勉強しつつ、ゲーム作りのスタッフ集めに奔走する文太郎。だが、彼が連れて来たスタッフはやる気のない学生ばかりだった。早速壁にぶつかるも、幼なじみの夕夏を声優として参加させることに成功し…。

ミーティング合宿を行うことになった文太郎たち。そこで黒田は改めてゲーム作りの覚悟について熱弁を振るう。だが、その一途な思いに水を差すように、遅刻したテルハが悪びれない態度を見せ…。

文太郎はプロット制作に苦戦していたが、黒田のアドバイスを受けて筆が乗り、プロットは3日で上がる。みんなからの評価も悪くなかったが、読んでみての感想は「普通に面白い」という無味乾燥なものだった。

外注先から音楽と背景が上がってきた。さっそくテルハが組み上げて、ゲーム序盤がプレイ可能に。出来は上々で一同の胸も躍る。だが、ふと文太郎が違和感を口にした。自分の文章が書き換えられている？

夏の海を満喫する文太郎たち。みんなが思い思いに楽しむ中、黒田だけは真剣に“美少女ゲームあるあるシチュエーション”を遂行する。ビーチバレー、追い掛けっこ、水の掛け合いなどを楽しんだ一同はスイカを食べる。

告白シーンが書けず、四苦八苦する文太郎。告白経験がないことがその原因ではないかと思い至った彼は、参考意見を聞こうと奮闘。六波羅のみんなも実演を交えつつ、萌えるシチュエーションを提案するが…。

スランプ気味の文太郎は、みんなに監視されながら48時間ぶっ続けでシナリオを書くことに。つい寝落ちしてしまった文太郎は、みんなからの激励を受け改めて机に向かうが、次第に焦りの色が見え始め…。

「朝森さん家の24時」のアフレコ日。夕夏はやる気満々だったが、スタジオの空気と、声優の演技を間近で見たこともあり落ち着かずにいた。そしてついに本番。緊張で苦戦する彼女を、さらに時間的な制約が襲う。

「朝森さん家の24時」の体験版の評価を気にして、ネットを見る文太郎たち。そこには同日に体験版を公開し、高評価を得ていた別ブランド名も記載されていた。名は「タイフーン」。

明かされた事実に、衝撃を受ける文太郎たち。真相を隠し、みんなをだましていた黒田に怒りをぶつける六波羅の面々は、やり切れない思いと共に部室を去る。だが、一同はモヤモヤした気持ちを抱えていた。

ついに「朝森さん家の24時」の発売日を迎え、落ち着かない一同。部室に入った彼らは、ガッツポーズをする黒田の姿を目にする。それは好調な売り上げの「朝森さん」が再出荷されたとの報を受けてのものだった。