創聖のアクエリオン【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

創聖紀0011年の地球。11年前の大異変により南極の氷が溶け、1万2千年前に滅びたはずのアトランディアが出現し、「堕天翅族」が蘇った。彼らは生体エネルギー「プラーナ」を摂取するため人間を捕獲し始めた。

氷の街で親友のバロンを堕天翅族に連れ去られてしまった少年・アポロは、何者かに導かれるようにソーラーアクエリオンに合体し、ケルビム兵を粉砕。一方、麗花は戦闘で重体に陥ったグレンに対し責任を感じていた。

ディーバに新しいエレメント候補生、つぐみとジュンが加わる。彼ら候補生たちは合体シミュレーターでの訓練を行うが、アポロとシルヴィアの呼吸は合わず、つぐみとジュンも極度の緊張から実力を発揮できない。

眠りから目覚めたトーマは最長老・ヨハネスに、太陽の翼の力を用いて生命の樹を進化させ、天翅族の新たな世界を生み出すことを提案する。一方、ディーバでは不動が「裸足になれ」と一喝のし、不可解な特訓が始まる。

アポロは堕天翅族に連れ去られた親友・バロンを助け出すため、単身アトランディアに乗り込む意志を固めて寄宿舎を抜け出した。不動はエレメント候補生たちに、アポロの追跡を特訓として命ずる。

不動はエレメント候補生たちに、遠く離れた場所にいる相手に自らの魂のイメージを届け、振り向かせる特訓を命ずる。しかし、距離が遠過ぎるせいで、アポロたちの気持ちはなかなか思うように届かなかった。

旧アリシア王国の王子・シリウスは美しいものをこよなく愛し、時に詩を口ずさむ。それは戦闘中でも同じだった。彼の戦いぶりを見た聖天翅・頭翅は本当の美を見せようと新たな神話獣・アンティクトンを送り込む。

1軍のメンバーの中で、つぐみとジュンだけは実戦で合体したことがない。合体するとシミュレーターでは味わえないほどの気持ち良さが得られると聞いたつぐみは、麗花に「初めての時」についての心構えを聞く。

夜毎、世界各地で子供たちが眠りから覚めない事件が多発。ディーバは神話獣の精神攻撃らしいと判断した。不動はエレメントたちに特訓を命ずるのだが、アポロたちは不可解な特訓の内容に困惑してしまう。

アポロは命令を無視し、ヘッドとなってアクエリオンに合体した。そこに原型翅・錬翅が命を吹き込んだ新型ケルビム兵が現れる。ケルビム兵には戦翅・両翅が乗り込み、そのパワーは計り知れないものだった。

初めての合体の時に、堕天翅族にさらわれた人々の思念攻撃を受け、以来それがトラウマとなって麗花は合体することができない。不幸を呼んでしまう彼女の体質と相まって、さらに周りの人々を不幸にしてしまう。

密林の遺跡で、堕天翅のものと思われる琥珀に包まれた「羽」が発見された。堕天翅族の秘密が記されている可能性があるため、早速研究が始まり、リーナは羽から不思議な力を感じて気を失ってしまう。

頭翅と音翅が駆るケルビム兵は圧倒的なまでの強さを見せつける。アポロとシルヴィア、ピエールの渾身の必殺技を受けてすら、その機体は無傷だった。ソーラーアクエリオンは岩肌に押しつけられ、身動きも取れない。

シルヴィアは、アポロの過去の体験を自分自身の体験とした夢を見てしまっていた。辛いバロンの記憶も自分の記憶のように思っている。そこでシルヴィアはソフィアのもとを訪れ、その原因について尋ねるが…。

アクエリオンに合体すると、全ての感覚が研ぎ澄まされ、他のエレメントの超感覚までもが自分のものとなる。つまり「気持ちがいい」のだ。一方、いつも陽気なピエールがなぜか疲れ切った様子だった。

ホラー映画を観て脅えるピエールたち。登場する吸血鬼がリーナにそっくりなのだ。ジュンやつぐみの首筋に2つの咬み痕が見つかり、吸血鬼によるものではと疑う。そして、アポロもリーナに血を吸われたことを明かす。

シルヴィア、麗花、つぐみは三者三様の理由でダイエットを始める。しかし、「食べたいのに食べられない」というストレスから、ついに彼女たちは「食べ物など消えてなくなってしまえ」と夢の中で念じる。

自分勝手な行動で収穫獣を逃がしてしまったアポロ、シリウス、シルヴィア。思うのは自分のことだけで、相手の気持ちが全く汲み取れないのだ。そんなアポロたちに不動は「相手の身になり切ってみろ」と特訓を課す。

アポロニアスに裏切られた自分を忘れぬ証としてその翅を兜として飾る頭翅。その想いを知らず、堕天翅族最後の子供、天翅・双翅はアポロニアスの翅と、とらわれたアポロの仲間・チビコを使って行動を起こす。

戦いを思いのほか気に入った双翅は、智翅の静止を聞かずに多くのケルビム兵を従えて街を襲い始めた。その攻撃は、無邪気であるがゆえ人類にとっては苛烈なものだった。この無差別攻撃にアポロは怒りを露わにする。

双翅は人類に捕らえられた。その翅は新型兵器の開発のために引きちぎられ、愛すべき者を奪われた怒りに燃える頭翅は、同じだけの愛を奪うべく、漆黒のケルビム・ヴァルルゼバと共にディーバに向かう。

紅い道に導かれ、シリウスは堕天翅族のもとへ去った。アトランディアに着いたシリウスは頭翅と出会い、自らの決断が間違っていなかったと確信し、シルヴィアをアトランディアに呼び込むべくケルビム兵と出撃する。

堕天翅としての力に目覚めたシリウスが操るケルビム兵に、アポロたちの攻撃はまるで歯が立たない。そんな絶体絶命の危機を救ったのは、ディーバがひそかに開発していた強攻型アクエリオンだった。

ついに堕天翅の総攻撃が始まり、世界各地に天空のゲートが出現して無数の胞子が降り注いだ。胞子に触れた人類は次々と植物化し、集められたプラーナにより生命の樹はその実を結実させるほどに成長していく。

ついに亜空間回廊が開かれ、新国連軍の強攻型ベクターマシンが次々とアトランディアになだれ込んでいく。新国連軍はアトランディアを壊滅させようとし、無数の堕天翅族のケルビム兵がこれを迎え撃つ。

セリアンの魂はシリウスとシルヴィアの兄妹に分かたれていた。頭翅の操る刃が、1万2千年の想いを込めてシリウスの乗るベクターマーズを刺し貫く。瀕死のシリウスを前に、アポロは激しい憤りに突き動かされる。