宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

イスカンダルへの大航海から3年。コスモリバースシステムによって蘇った地球は、急速に復興を遂げていた。一方、地球とガミラスの連合艦隊は、謎多きガトランティスの前衛部隊と武力衝突を繰り広げることに。

新しく樹立された地球連邦政府は、軍備拡大路線を突き進んでいた。沖田艦長の命日に英雄の丘へと集った元ヤマト乗組員は、イスカンダルとの条約を反故にしてまで再軍備を進める現状に、激しい違和感を抱いていた。

ガラミスのバレル大使からテレサのことを聞いた古代は、地球に降下後、キーマンの案内で驚愕の事実を知る。それは、コスモリバーシステムが生み出した負の遺産だった。3年という短期間で復興した理由は…。

真田から艦長代理を任された古代は、ヤマト発進の準備を進めていた。その動きを察知した藤堂長官は説得を試みるのだが、惑星テレザートへ向かうという古代たちの決意は変わらない。軍上層部は発進を阻止すべく…。

地球を飛び立ったヤマトに、月面から山本らの航空隊が合流した。一方、ヤマトの出撃阻止に失敗した芹沢はアンドロメダに追撃を命じる。ヤマトは避けられない難局のなか、ある奇策で対抗しようとする。

中央を追われた土方や斉藤ら空間騎兵隊が駐留する第十一番惑星に、ガトランティス先遣部隊が侵攻してきた。空間騎兵隊の永倉はからくも逃げ延び、ヤマトに収容されるが、ヤマトはテレザートへと急いでいて…。

ヤマトは第十一番惑星の岩塊に埋もれながらも、かろうじて健在であった。しかし、頭上にはガトランティス増援艦隊が大軍をなして到着。波動砲を封印したヤマトに、現状を打破する術は残っていなかった。

戦いは終わったものの、犠牲を防げなかった古代は自責の念に駆られる。看護士としてヤマトに密航してきた婚約者・森雪と再会するが、気持ち混乱するばかりだった。ヤマトは避難民をガミラス艦隊に託すため…。

ガミラス艦隊と接触したヤマトは、そこで反乱軍一派の襲撃を受けてしまう。一方、古代はガトランティスの大帝ズォーダーに呼び出され、ズォーダーに「おまえの愛を示せ」と恐ろしい選択を迫られる。

テレサの祈りに応じて故郷を発ったヤマトの針路の先には、ガトランティスの主星とおぼしき白色彗星が待ち構えていた。ズォーダーとの対決で疲弊した古代が外を見ると、宇宙に淡い光を放つホタルの群れが現れる。

突如、無数のミサイルがヤマトを包囲した。それはガトランティスによって復活を遂げたデスラーによる、ヤマトとの再戦の狼煙だった。ヤマトはワープで危機を脱するが、艦は次元の断層へと迷い込んでしまう。

先の戦闘で敵に位置が筒抜けだったことから、ヤマトにスパイがいるのではという疑念が広がった。山本玲はキーマンと透子の挙動を不審に感じ、透子にカマをかける。その時、白色彗星が突如としてワープを敢行する。

ヤマトと航空隊、空間騎兵隊の総力を挙げてテレザート上陸作戦を開始。陽動のために波動砲の使用も織り込んでいたが、ゴーランド艦隊の放った破滅ミサイルによって形勢は逆転する。ヤマトはこれを打開するため…。

ザバイバル陸戦師団と空間騎兵隊による攻防はし烈を極めていた。ザバイバルは、ガミラスから奪った反射衛星砲で空間騎兵隊を迎え撃つ。次々と仲間が倒れるなか、斉藤は単身その中枢へと突入しザバイバルと対峙する。

地球とガミラスの戦いの真実、イスカンダルへの想い、そしてデスラーの全てを、テレサは見通していた。テレザリアムに駆けつけたキーマンは、そんなデスラーを前についに自らの正体を明かし、古代たちは…。

ヤマトは活性化した反波動格子により機能不全に陥る。そして、デスラーはテレザートを掌中に収めた。一方、キーマンは定められた任務をやり遂げるべきか、選択を迫られていた。逡巡するキーマンにテレサは…。

ガトランティスが地球に侵攻してきた。旗艦アンドロメダを中心とする波動砲艦隊と、バルゼー率いるガトランティスの大艦隊が、太陽圏で激突する。地球の、宇宙の命運を決する戦いはし烈を極め…。

木星に匹敵する大きさを誇る白色彗星。その内奥に眠る都市帝国が、ついにその全貌を現した。そして再びズォーダーの悪魔の選択が突きつけられる。かつてない衝撃がヤマトを襲い、運命の決断を迫られる。

波動機関が停止し、重力圏に沈んでいったヤマトからからくも脱出できた真田たちは、波動実験艦銀河に移動した。そこで彼らは、時間断層で艦隊の増強に明け暮れる、追い詰められた人類の姿を目にする。

退艦の際に頭部をけがした雪が目覚めたものの、4年分の記憶と古代への想いを失ってしまった。満身創痍のヤマトが不時着したのは、かつてガトランティスを創り出したゼムリア人の故郷。そこで、ある歴史が語られる。

地球＝ガミラス連合艦隊の奮戦も空しく、都市帝国は火星絶対防衛圏を突破しようとしていた。AIは人類存続のために「G計画」を発令するが、艦長の藤堂早紀は、ヤマトを救出するかどうかの選択を迫られる。

ヤマトにスパイが紛れ込んでいると疑心暗鬼になるなか、疑われている空間騎兵隊の潔白を晴らすことができず、斉藤はいら立つ。一方、緊急改装して発進したヤマトの前に、ノイ・デウスーラが立ちふさがった。

ズォーダーの傀儡たるミルが、「悪魔の選択」をキーマンに突きつけた。古代は選択することを拒絶し、ガトランティスへの投稿を告げる。古代の発言に激高したミルは銃弾を放ち、それは雪の体を貫いてしまう。

トランジット波動砲が彗星都市帝国に放たれた。ヤマトは最後の決戦に臨む。ガミラス艦隊、そして桂木透子の協力を得て、ヤマトは都市帝国内部に侵入し、古代は大帝玉座の間のズォーダーのもとへとたどり着く。

ズォーダーの意志で目覚めた「滅びの方舟」は都市帝国の残骸を食って、ついに地球を覆わんばかりの大きさにまでなった。もはや戦う力が残されていないヤマトだったが、艦長・古代は最後の決断を下す。

西暦2203年。生き残った者たちが、真新しい慰霊碑が並ぶ英雄の丘に集まった。ガトランティスとの戦いから半年が経ち、地球には平和が戻ったかに見えた。しかし、本当の試練はこれから始まろうとしていた。