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ごく普通の少年で、ぱっと見さがえないのだが、映画作家を夢見ている中学3年生の真中淳平。彼はある日、学校の屋上で美少女を目撃。スカートからのぞくいちごパンツも視界に飛び込み、心を奪われてしまった。

同学年の西野つかさをいちごパンツの美少女だと思った真中は、西野に告白して付き合うことになった。一方、屋上で拾ったノートをきっかけに仲良くなったクラスメイトの東城綾もまた、いちごパンツをはいていた。

真中淳平は何をやってもぱっとしない平凡な少年だ。そんな彼が高校受験に向けて、東城と勉強会を始める。それを知った西野も参加したいと言いだした。3人はドーナツショップで一緒に勉強をすることになるのだが…。

何をやってもぱっとしない平凡な少年・真中淳平。そんな彼が臨む高校の入学試験の当日。何と、屋上で見かけたいちごパンツの美少女が試験の会場に姿を現した。真中は激しい動揺を隠すことができない。

真中淳平は何をやってもぱっとしない平凡な少年だ。そんな彼は第1志望の泉坂高校に何とか補欠合格した。東城と西野もまた泉坂に合格。しかし、西野は真中、東城と同じ高校には行かないと告げるのだった。

何をやってもぱっとしない平凡な少年・真中淳平。テストは赤点ばかりだ。朝、目を覚ますと真中のベッドで裸の少女が無防備に眠っていた。彼女は子供の頃、真中の家の隣に住んでいた幼馴染みの南戸唯だった。

泉坂高校へ入学した真中は、北大路さつきという女の子と同じクラスになった。勝ち気なさつきと真中は出会って早々に衝突する。だが、ふとしたきっかけでさつきは真中のことが気になりだしてしまう。

真中淳平は何をやってもぱっとしない平凡な少年だ。そんな彼だが。映像部を復活させようと部員を集め始め、さつきが名乗りを上げてくれたことで人数が揃った。真中は早速、東城を映像研究部に誘うが断られてしまう。

「どうしても一緒に映画を作りたい」と真中は東城を説得する。その言葉に心を動かされ、東城は映像研究部への入部を承諾した。そして東城は、映画制作の相談をするため真中の部屋にやってくる。

真中淳平は平凡な少年だが、映画への熱意はあふれている。映像研究部の夏合宿で女の子たちは水着姿を披露し、撮影も順調に進む。しかし初日の夜、真中と2人きりになったさつきがいつも以上に熱烈に迫ってきた。

何をやってもぱっとしない平凡な少年・真中淳平。そんな彼と西野の関係はいまだはっきりしない。ある日、真中は西野から電話で呼び出されるが、電話の向こうの西野の声はなぜか泣いているように聞こえた。

東城、西野、さつきという3人の女の子の間で心が揺れ動く真中は、誰が一番か決められずにいた。そんな彼は、顔を合わせるたび積極的にアプローチをしてくるさつきに、自分の正直な気持ちを打ち明ける。

クリスマスが近づくなか、真中は女の子たちにプレゼントをするためバイトを始める。そして彼は、バイト先のハンバーガーショップで偶然さつきと一緒に働くことになり、その姿を唯に目撃されてしまった。

何をやってもぱっとしない平凡な少年・真中淳平。そんな彼はクリスマスの前日、西野の家でケーキを食べていると、西野に本当の気持ちを問われる。しかし、気持ちの整理がついていない真中は答えられない。

誰が好きなのか決められない真中。そんななか、唯の受験の手伝いをするため、正月に東城が家庭教師として真中家を訪れる。ふとした瞬間に東城と2人きりになった真中は、彼女と出会った当時を思い出す。

真中の幼馴染みで、真中より1歳年下の女の子・唯。受験を前に帰郷することにした唯はその前日、真中ら映像研究部の面々と一緒に遊ぶ。そこで唯は、真中と唯がかつてよくやった、かくれんぼをしようと言う。

バレンタインデーが近づくなか、さつきと喧嘩をする真中。バレンタインデー当日、東城はチョコをくれたが、さつきとは何も話さない。しかし真中が帰宅すると、家の前に箱入りのチョコが1個置いてあった。

バレンタインデーを前に、さつきと喧嘩をしてしまった真中。玄関先のチョコをさつきが置いてくれたものだと思い、真中はさつきにお礼を言う。2人は仲直りするが、実はチョコを置いたのは西野だったようで…。

ホワイトデーが訪れ、真中はチョコをくれた女の子たちにお返しをしようとする。そんな時、真中の前に現れたのは西野だった。真中は、バレンタインの差出人不明のチョコが西野のものだと知るが…。

真中淳平は何をやってもぱっとしない平凡な少年だ。そんな彼は東城と初めてのデートで映画を観て、共通の趣味を持つことの喜びを感じる。だが、そこに厳しい口調で映画の内容を批判する女の子が現れる。

真中淳平は何をやってもぱっとしない平凡な少年だ。2年生になった真中たち。気持ちも新たに映画作りを頑張ろうとするが、映像部の新入部員を見て真中は驚く。映画館で出会ったあの少女だったからだ。

真中淳平は何をやってもぱっとしない少年だ。そんな彼はさつきの気持ちに応えられないとして、誕生日にプレゼントを受け取ることを拒み、さつきはショックを受ける。そこに、プレゼントを手にした東城が現れた。

コンクールに向けて本格的に映画作りに着手する真中たち。東城の脚本は上がったものの、肝心のヒロイン役が決まらない。悩む真中は、映画を観にいった帰りに雨に遭い、1軒の洋菓子店に駆け込む。

映画製作に着手したものの、課題が残っていた。真中は、ヒロインが決まらない理由が脚本にあると考え、ショックを受けた東城は部室を飛び出す。真中が東城を捜すと、彼女は中学で出会った時と同じく屋上にいた。