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名門藤崎女子中学校に通う2年生の倉橋莉子（リコ）はチョイワル系で知られている。ある日、リコは清楚可憐で成績優秀な生徒会長・真木夏緒（マキ）のあられもない姿を見てしまう。マキはリコを生徒会に誘い込む。

リコとマキの恋愛研究の一部始終を見てしまった生徒会書記1年生の棚橋鈴音（スズ）。マキはスズに軽蔑されてしまったと落ち込む。リコは誤解を解こうと、スズを呼び出す。それを物陰から見ている者がいて…。

リコたちに嫌がらせをしていたのは、マキに仕事を取られた元生徒会長の榎本結子（エノ）と生徒会会計の水嶋沙依理（サヨ）だった。エノとサヨは、リコたちに宣戦布告をして生徒会室に忍び込み、ある資料を発見する。

生徒会副会長に収まったエノと会計に戻ったサヨ。生徒会執行部の5人は恋愛研究にまい進することに。そんななか、目安箱に恋愛相談の投書が投函される。マキでは相談に答えられないので、リコに託されることに。

寄せられた恋愛相談に答えるため、マキとエノは放送室で、生徒会特別放送を始める。藤女は男女交際禁止なので、ある方法で回答を伝えようというのだ。放送が中止させられないよう、ほかのメンバーは配置に着く。

ショッピングモールに出かけたリコは、突然男の子から声をかけられた。全く相手に見覚えがないリコは、話しているうちに、以前リコが振った男であるようだった。翌日、自分を知っている男が塾にいると聞き…。

新聞同好会のモモとナナが、恋愛研究についてかぎつけてきた。ばれたら大ごとなのだが、それでも恋愛研究を続行。いくら練習しても現実の男の子と話ができないマキのために、リコはある提案をする。

リコは自分が「ワイルドの君」と呼ばれていることを知りショックを受ける。女性らしくなりたいと、マキをまねるようになる。一方、新聞同好会は以前と違って肩身が狭いのだろうと思っているリコたちだが…。

サヨは、彼氏と会っているところをナナに写真を撮られ、学校にばれてしまう。そして生徒会を辞めるというのだが、エノがサヨを守ると宣言。事態の大きさに動揺したナナも、エノの救出に手を貸すことに。

サヨの処分が撤回され、以前のような日々を送る生徒会室。リコたちは、これからはサヨが安心してデートができるように、変装させようと色々と試してみる。しかし、デートの服装に駄目出しし始める。

目安箱に、男の子受けする髪型を知りたいという相談が入っていた。さらに、南中の男子の意見が聞きたいということなので、ナギにヒアリング。サラサラ黒髪ロングが人気らしい。それを聞いたマキは…。

モモとナナは、目安箱に投函される恋愛相談の返答を小説形式の記事にして裏新聞に掲載したいと提案する。マキはますます恋愛研究に燃えるが、リコは本当は恋愛経験が豊富だと嘘をついていることをいえない。

マキがおかしな挙動を繰り返し、さらに恋愛研究を控えようと言いだした。リコは、自分の嘘がばれたのかと不安になるが、確かめようがない。そこでリコは、サヨを相手に、マキに嘘を打ち明ける練習を始める。