ひぐらしのなく頃に【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

昭和58年初夏。前原圭一は雛見沢村で、ありふれた毎日を過ごしていた。都会から引っ越してきたばかりの圭一だったが、仲間のおかげで、日々は楽しかった。そんなある日、圭一は村にまつわる怪死事件の存在を知る。

雛見沢村ではダム工事に関連するバラバラ殺人事件が起きていた。これを知り、圭一は衝撃を受けながらも所詮他人事だと思っていた。また彼は、レナたちから「綿流し」という、村に代々伝わるお祭りの話を聞く。

かつて学校に、悟史という少年が在籍していた。大石の話によれば彼は沙都子の兄で、1年前に失踪したという。毎年起こる連続怪死事件の被害者たちはなぜか必ず部活のメンバーに関係があったのだが…。

両親の留守中に訪ねてきたレナの不気味さに、圭一は思わず閉め出してしまう。翌日、護身のためのバットで素振りを繰り返す彼に、魅音は謎の捨てぜりふを残す。レナが下校途中に鉈を持って現れると、圭一は逃げ出す。

この日の部活は町のおもちゃ屋でのカルタ取り大会。圭一は「口先の魔術師」の実力を余すことなく発揮し、魅音との一騎打ちに持ち込む。しかし、魅音がバイトへ行く時間になり、勝負は持ち越しとなってしまう。

綿流しの夜がやってきた。祭りが行われるなか、圭一は富竹や鷹野、詩音と会い、雛見沢ダム計画にまつわる連続怪死事件の話を聞かされる。毎年1人が死に、もう1人が行方不明になっているというのだが…。

村長が行方不明になった翌朝、圭一は梨花に祭具殿へ忍び込んだことを打ち明けてしまう。その夜、詩音は圭一との電話で、「村長さんが行方不明になったのは自分があの晩のことを話したからだ」と告白する。

沙都子と梨花の失踪をレナの推理が解き明かす。回覧板のある案内文が、それを裏付けていた。レナは圭一が祭具殿へ忍び込んだことを魅音は知っていた、と言う。だが魅音が怒っていたのはそのことではなく…。

両親不在の前原家で慣れない料理に挑む圭一。あわや火事の大騒ぎを起こすが、沙都子と梨花によって無事に免れ、沙都子の手料理までご馳走になる。そこで圭一は沙都子には兄がいて、1年前に家出したことを聞く。

沙都子が学校を休んだ。大石という刑事が沙都子を尋ねて学校へやってくるが、その乱暴な態度に圭一は嫌な気持ちになる。そこへ通りかかった入江は圭一に対して、沙都子の辛い過去を語り始める。

突如暴れだした沙都子の姿を見て、魅音たち部活メンバーらは心を痛めつつも、打開策を見つけることができない。だが、このままでは叔父の虐待により、彼女の精神が破壊されてしまうのは時間の問題でしかなかった。

沙都子の叔父殺害決行の夜、鷹野の車で家まで送ってもらった圭一は、何かを知っているかのような鷹野の口調に不信感を抱く。翌日、生徒たちは「昨晩、圭一が綿流しの祭りに参加していた」と口を揃えて言う。

沙都子の叔父をこの手で殺したのは幻だったのか、圭一は真実を確かめようと、北条家へ向かった。そこには一晩中浴槽に浸かり、意識朦朧とした沙都子の姿があった。圭一は慌てて助け出し、入江診療所へ連れていく。

昭和53年6月。建設大臣の孫が誘拐され、公安調査庁から新米調査官・赤坂が雛見沢へ派遣された。赤坂は不思議な少女・梨花と出会う。そして、現地のベテラン刑事・大石の協力を得て調査を始めるが…。

誘拐された少年の手掛かりが見つかったため、赤坂と大石はその都合の良さに胡散臭いものを感じながらも救出に向かう。大立ち回りの末、2人は救出に成功したが、犯人は取り逃がし、赤坂も銃で撃たれてしまった。

昭和57年。全寮制の学園から抜け出してきたある少女が雛見沢近辺へ帰ってきた。彼女の名前は園崎詩音、園崎本家当主の孫娘の1人だ。詩音はある日、不良に絡まれたところを通りすがりの少年に助けられる。

悟史は叔父夫婦からの虐待を受け、次第に追い詰められていった。綿流し祭の前日、彼から園崎家へ連絡が入る。悟史は「自分は綿流しに行けないから、沙都子を連れていってほしい」と伝えたのだが…。

悟史が突然いなくなる。園崎本家の関わりを否定する魅音。その右手には、詩音と同じ、爪を剥がした傷跡があった。詩音はそれを見て魅音を信じようと決める。それから1年が経過、詩音には二度目の出会いが訪れた。

連続怪死事件の「5年目」も起きてしまった。園崎本家で詩音は、お魎と魅音が富竹と鷹野の死について密談しているのを目撃してしまう。彼女は次期当主として冷たく迫る魅音に追い詰められるが、反撃に出る。

園崎家を乗っ取った詩音は、公由村長に、悟史の失踪について問い質す。悟史を鬼隠しにしたのはお魎の差し金だという村長の意見に、詩音は真相を確信。惨劇の裏では、孤独な鬼による復讐劇が始まろうとしていた。

沙都子と梨花が鬼隠しに遭う。鬼の隠れ家・地下祭具殿では血の饗宴が繰り広げられる。抵抗する沙都子は、同時に過去の自分とも闘っていた。だが狂いだした歯車は、もう決して止まることはなかった。

この日の部活は水鉄砲を使ったサバイバルゲーム。優勝の行方は、強敵・魅音を倒した圭一と、最後に残ったレナとの一騎打ちとなった。その後、エンジェルモートでの大・罰ゲーム大会が行われる。

父の愛人・間宮リナが、父をだまして大金を強請り取ろうとしていることをレナは知ってしまう。ダム工事現場跡のゴミ山はレナにとって唯一の安らぎの場所。そこでリナは父との再婚話を切り出した。

富竹が死に鷹野が鬼隠しに遭う。刑事・大石が呼び出したのはレナだった。彼女には思い当たる節があった。それは図書館で鷹野三四に会い、彼女の研究するオヤシロさま伝承を聞かされたことだった。

レナから連続怪死事件の真相とその黒幕に関する情報を得た大石は「レナが園崎組に狙われて雲隠れした」という報告を受け、身柄の確保へ乗り出す。だが、園崎組は魅音からの指示でレナを警察からかくまっていた。

突然学校に姿を見せたレナは巨大な鉈を手に、クラスメイト全員を人質にして立てこもり、警察へ真相究明を要請する。また、19時までにそれが果たされない場合は、教室を爆破して全員を殺害する、と告げる。