戦国BASARA 弐【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

合戦の地･川中島。甲斐の虎･武田信玄と越後の軍神･上杉謙信が好敵手同士の激しい攻防を繰り広げる一方、その東端では宿命に結ばれし蒼紅、独眼竜･伊達政宗と若き虎･真田幸村が待ち望んだ勝負の刻を迎えていた。

日ノ本をその手に掴まんとする豊臣秀吉。その目は世界へと向けられている。秀吉の覇道達成のために身命を尽くす軍師･竹中半兵衛の謀術“潜伏侵略”の発動により、天下は早くも豊臣へと傾きつつあった。

前田慶次にとって、古き友である秀吉の所業は、かつて現の全てを滅せんとした第六天魔王･織田信長のそれと変わらぬ蹂躙であった。慶次は叔父の利家が豊臣へ与することに心を曇らせながら越後を訪れる。

信玄の命を受け、最南端･薩摩の地を目指す真田幸村は、安土山の麓へと差し掛かったところである噂を耳にする。信長終焉の地である安土城では今も亡者の魂が彷徨い、夜な夜なすすり泣いているというのだ。

摺上原での苛烈な戦いをくぐり抜けて伊達屋敷へと戻った政宗は、豊臣に捕らわれた小十郎の居室を訪れる。その胸に去来するのは、奥州を統べる前に多大な犠牲を払った、人取橋の戦いの記憶だった。

安芸･厳島沿岸において、豊臣･毛利連合軍と西海の鬼･長曾我部元親との決戦の火蓋が切られた。天下を獲るべく進撃する元親に対し、毛利元就は静観を決め込み、豊臣秀吉は単身長曾我部の大要塞･富嶽を撃つ。

自らの決断によって、幸村にもたらされた結果は受け容れ難いものだった。信玄の宿願に寄り添い、その申し子としてのみ槍を振るい続けてきた日々が今、ほかならぬ幸村自身を深い煩悶の淵へと追い詰めていた。

大坂城で秀吉と対面した慶次。だが、強き者のみが作る明日を目指す秀吉と、人の繋がりが作る明日を信じる慶次の対話は相容れることがない。やりきれぬ思いを募らせた慶次の脳裏に、秀吉を変えた運命の日がよぎる。

大坂を目指す伊達軍は、山中の野営地を謎の集団に襲われる。馬を強奪しようとする一団は山賊と思われたが、その首魁は海賊を名乗った。その男こそ、政宗と同じく秀吉の剛拳の前に1度は敗れた長曾我部元親だった。

伊達軍と長曾我部軍が大坂へと馬を進めている最中、1通の書簡が届けられる。そこに記されていたのは、豊臣に捕らわれた小十郎の安否に関わることだった。政宗は憤激し、差出人の下へ向かおうとするが…。

豊臣の手の内を探るべく、大坂城に忍び込んだ佐助とかすがは、半兵衛による日ノ本平定の最終軍略地図を発見。同じ頃、秀吉を追うべく体勢を立て直した政宗と元親は、再び松永久秀と対峙し、その意外な目的を知る。

豊臣軍の台頭によって、再び訪れた戦国乱世。日ノ本全土を巻き込んだ激しい戦が、ここに決着の刻を迎える。慶次、幸村、政宗…。英雄たちの乱れ立つ刃が、その熱く揺るがぬ魂を宿し、天を貫く！

武田信玄により突如開始が告げられた武田式修業道場、人呼んで武田漢（おとこ）祭り。その荒行に臨む真田幸村と伊達政宗を待ち受けていたのは、狐、天狗、火男（ひょっとこ）の仮面で素顔を隠した謎の男たちだった。