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新撰組の幹部たちには「微笑みの鬼子」沖田総司など、それぞれに異名があった。だが、永倉新八には異名がなかった。「何かあるだろう」と言う新八に、斉藤一は「お前のあだ名、昔からあるぜ」と言うが…。

沖田総司が京女の心をわし掴みにしていて、屯所の外は女性たちでいっぱいだった。一方、土方歳三は「男は黙って強くあれば良い」と言う。そこで、永倉新八たちが沖田に仕掛けるが、ことごとく返り討ちに遭う。

新撰組の隊士にも休息の時があった。寝床で永倉新八や井上源三郎ら隊士が熟睡する中、島田魁と藤堂平助はエロ本を読んでいた。そんな折、土方歳三の物騒な寝言で目を覚ました新八は眠れなくなってしまう。

新撰組の屯所にはいつもファンレターがいっぱい届く。永倉新八は「恋文が届くのはたるんでる証拠だ」と言うが、土方歳三にも届いていて新八は何だか裏切られた気分になる。そんな新八にも手紙が届くが…。

草木も眠るうし三つ時。突然、山南敬助の部屋を島田魁が訪れると、部屋に虫が入り込み、虫嫌いの山南が暴れだす。翌日、島田は永倉新八と土方歳三にそのことを報告し、二人には怖いものはないのかと尋ねる。

新撰組のお気に入りを紹介する「新撰組隊士のお宝拝見！」。斉藤一は引き抜く時に肉がえぐれる「返しつき刀」を紹介する。永倉新八は「籠手」を紹介するが、臭いがきつくて斉藤に捨ててしまえと言われてしまう。

ある夜、原田左之助と沖田総司、斉藤一、藤堂平助が火鉢を囲んでいた。一の作ったくじで当たりを引いた平助は、真冬の寒さの中、市中見回りに行くことに。平助が戻ると、左之助は一に次の見回りを命じるが…。

新撰組の幹部会。永倉新八はお酒が入りキス魔になった近藤勇に唇を奪われる。そんな新八を見て泣き上戸の井上源三郎は涙を流し、その源三郎に土方歳三が絡みだす。一方、原田左之助は延々と飲み続け…。

新撰組にとって潜入は重要な任務。長州藩の動きが怪しくなり、変装技術に優れた者を選ぶため、新撰組仮装大賞をすることに。一番手に登場した原田左之助は女装し、90点を獲得。続く沖田総司はネコに変装するが…。

新撰組は戦いと共にあり、それは飯時も同じ。ひょんなことから斉藤一と土方歳三が言い争い、お膳をひっくり返す。一方、永倉新八は原田左之助が新撰組一番の大食いと言われるのを聞き、おかわりを繰り返すが…。

斉藤一、永倉新八、原田左之助の3人が、土産のみたらし団子の残り1本を誰が食べるかもめているところに、土方歳三がやって来る。30分が経過しても結論がでず、土方が争いの種を排除しようとするが…。

新撰組屯所のある昼下がりの出来事。沖田総司は猫と日なたぼっこしていた。総司がうとうとしているところに永倉新八や斉藤一、原田左之助たちがやって来て、剣術の稽古など思い思いの時間を過ごし始め…。