セイント・ビースト～光陰叙事詩天使譚～【アニメ】の動画配信サービス比較と無料で全話視聴する方法

はるか昔、大神ゼウスは平等だった天使たちにランクを付け、与えるものを違えてしまう。やがて天使たちは互いをねたむようになり、天界に不穏な空気が流れ始めた。そしてゼウスは、「六聖獣」を制定しようとする。

ついに六聖獣候補の名が明らかになる。選ぶ者、選ばれた者、そして選ばれなかった者に分かれた。ゼウスの言葉が呼んだ波紋は、やがて大きなうねりとなって天使たちの心を乱し、今、天界に風が吹き始める。

六聖獣を選ぶ祝福の日が目前に迫り、天使たちの胸にさまざまな想いが去来する。たとえ天使であろうと時には迷い、自分の心の弱さに負けそうになる。そして、心に闇を抱えた者が見てしまう場所があった。

朝を迎え、天使たちは聖なる頂を目指して歩き出す。 拭い切れない想いを抱えながら、天使たちはまだ見ぬ困難に立ち向かう。そこに待っているのは出会い、別れ、友情、そして愛。彼らの運命の歯車が回り始めた。

ゼウスにより六聖獣の冠を戴いた天使たち6人が受けた最初の命は、下界に災いをもたらしている妖樹を滅ぼすことだった。地上に降り立った天使たちは未知のものと遭遇。6人はまだまだ知らないことが多いのだった。

月の見えない夜。六聖獣は徘徊する魔物を手分けして追いかけていた。そんな時、光の天使は闇の世界を支配する魔王と出会ってしまう。絡みつくような誘惑の魔の手から天使は逃れようとするが…。

ルシファーが指し示したものを捜し求めた先で、天使たちは名もなき小さな村にたどり着いた。そこで出会った人物の正体が明らかになり、村に隠された忌まわしき過去がどんなものなのかも判明する。

強大な力を誇示したがるゼウスは、忠誠と敬愛を示す者だけを寵愛し、自分に従わぬ者を決して許さない。 それが、自由を求めているだけであったとしてもだ。そんななか、六聖獣は「何をすべきなのか」に直面する。

六聖獣は地上の動物を統べる者であるはずだが、自由を求める金狼のカムイと彼の率いるオオカミ族を倒すことに疑念を抱く。ゼウスの命令に逆らうことは許されないが、闘うことは正しいことなのかと戸惑うのだった。

カムイ討伐に自責の念に駆られるユダは、同士たちの励ましと信頼の絆に支えられてどうにか自分を取り戻す。やがて時は流れ、聖霊祭の季節がめぐってきた。そんななか、邪悪なるものが忍び寄りつつあった。

6人の天使・ユダ、ルカ、ゴウ、シン、レイ、ガイが何よりも楽しみにしている聖霊祭が近づいてきた。天界の住人は、その裏で不穏な影が忍び寄っていることを知らない。六聖獣以外、誰も気づいていないのだ。

全てを自分の意のままに支配する、傲慢非道で身勝手な全知全能の神・ゼウス。一方、全ての天使の頂点に立つ六聖獣。何が正義なのか、何を信じればいいのかとの想いにとらわれつつ、天使たちは今、立ち向かう。

ついに始まった聖霊祭。華やかな祭典に酔いしれる天使たちだったが、事態は急変し、不吉な影が襲いかかる。美しい天界を切り裂き、天使たちの前に魔物たちが出現。天界を守るのは、六聖獣しかいないのだ。